ストレス

適度なストレスは必須!

誰もが「ストレスがないことは良いこと」と思っています。
しかし、ストレスのない人がいるのでしょうか?生きている限り、誰もがストレスを感じます。

これは子供でも、生まれたばかりの赤ちゃんでも、ペットでもそうです。
誰もが悪いものと感じているストレスは、過剰なストレスのことなのです。

ストレスとは本来、適度なものであれば心と体に有益に働く良いものであり、生きている限りなくてはならないものなのです。

「悪性ストレス」or「良性ストレス」

一般的にストレスというと、心や体の不調の原因となる悪いものというイメージがありますが、ストレスとは何らかの刺激が体に与えられて起こる体の変化のことで、必ずしも悪いものではなく、良いストレスもあるのです。

それでは、良いストレスとはどのようなものなのでしょうか。
また、悪いストレスとはどのようなものなのでしょうか。

このページではこの良性ストレスと悪性ストレスについて紹介していきます。

適度なストレスってどんなストレス?

心や体に有益に働く「適度なストレス」とはどのようなものを言うのでしょうか?

例えば、適度な量の仕事を与えられると、ストレスは伴いますが「何時までに終わらせよう!」などというエネルギーにも変ります。
しかし、大量の仕事を与えられたらどうでしょうか。
「終わらせなくてはいけない」というストレスを長時間感じ続けることになり、「終わるのだろうか」という気持ちから、エネルギーが失われてしまいます。

また、筋力トレーニングでは、強い刺激を与えすぎると、筋肉は壊れてしまいますが、適度な刺激を与えることで筋肉は発達していきます。
全く刺激を与えなければ筋肉は弱ってしまいます。

このように、適度なストレス(刺激)はエネルギーに変り、心と体に有益に働きます。
それが過剰になってしまうと、悪い影響を及ぼす悪性のストレスとなってしまうのです。

誰にでもある2種類のストレス

心と体に有益に働く適度なストレスは良性ストレス(ユーストレス)と言い、逆に心と体に悪い影響を及ぼすストレスを悪性ストレス(ディストレス)と言います。

たくさんの仕事を任されたときに、「こんなに仕事を任せてくれた」「頑張ろう!」と良性ストレスに感じてエネルギーに変えることも、「こんなに仕事があって終わるだろうか」「やらなきゃいけない」と自分を追い込んで悪性ストレスに感じることもできます。
全く逆の働きをする良性ストレスと悪性ストレスですが、同じ原因からも起こるのです。

ストレスが全くないとどうなってしまうの!?

適度なストレスはエネルギーを生むということは先に説明しましたが、全くストレス(刺激)がないと、やる気がなくなってしまいます。
体も同様で弱っていきます。

人は気温の差を感じて、暑いと汗をかいたり、寒いと鳥肌が立ったりしますが、気温差の刺激を全く受けないでいると、体温の調整が出来なくなってしまうのです。

適度な刺激がないと、生物は弱っていきます。つまり、適度なストレスがあるから生物は生きていけると言っても良いでしょう。

生物にはストレスに負けない機能が備わっています。

生物全てにホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっています。これは、生物の体の状態を一定に保とうとする機能です。
常に健康でいるように、刺激に対して一定の状態を維持しようと体が働きます。この働きは、体の中で無意識に起こっています。

たとえば、体が熱くなると、汗をかいて熱を外に逃がします。
寒くなると震えてきますが、体を震わせて体温を上げて維持しようとします。これらはホメオスタシスの機能によるものです。

ストレスの原因があると、体はストレスホルモンを分泌させてストレスの原因となるものから体を守ろうとします。

この反応をストレス反応と言い、ストレス反応が長期で続いたり、ストレスの原因が過剰なものであるときに、心や体の調子を崩してしまうのです。

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