パニック障害

パニック障害の症状とは?

パニック障害はある日突然激しい発作が起き、病院で検査を受けても異常はありません。
しかし、また同様の発作が繰り返し起きます。

そして、発作を恐れて不安感を抱くようになり、ひどくなると発作が起きるのではないかという不安から、一人で外出することを避けるようになってしまいます。

パニック発作の症状

パニック発作とは、ある日突然起きる発作とその後も繰り返される発作を言います。

パニック発作では動悸・発汗・ふるえ・息苦しさ・窒息感・胸の痛み・吐き気・めまい・ふらつき・死んでしまうのではないかという恐怖などの症状が1度に4つ以上起こります。
(不安感や恐怖感を伴う場合が多いです。)

突然発作が起こり、10分程度で落ち着きます。

予期不安の症状

予期不安とは、パニック発作がまた起きるのではないかという不安や恐怖を感じることを言います。

「死んでしまうのではないか」「誰も助けてくれないのではないか」「失禁してしまうのではないか」などと発作が起きることに対する不安や恐怖が高まり、常にこのような不安を抱え、自分を追い込むようになってしまいます。

自分の体調管理に神経質になり、そのために自律神経症状が起こるようになってきます。

広場恐怖の症状

パニック症状が起きた場所に行くことを避けるようになります。
電車の中でパニック発作が起きた場合は、「電車に乗ったらまた発作が起きるのではないか」と電車に乗るのが怖くなって避けるようになります。

また、外出も「誰も助けてくれないのではないか」「逃げ場のない所で発作が起きたらどうしよう」などという不安から避けるようになります。

そのために、この広場恐怖が強まると一人で外出ができなくなったり、恐怖を感じている(発作の起きた)場所に近づくだけでも動悸がしたりめまいがしたりしてしまいます。

ひどい場合はひきこもりに近い状態になってしまったり、そこからうつ病(二次的うつ)となってしまいます。

パニック障害はどうして発症するの?

パニック障害の原因は現在明らかにはなっていません。
かつては心の病気と扱われてきましたが、近年では脳の機能障害によるものとされています。

また、青斑核が構成する青斑核ノルアドレナリン系は生命の危険を察知すると警報を出し、青斑核ノルアドレナリン系の異常興奮は恐怖や不安を生じます。

これらのことも、パニック障害の原因に関係するとされています。

そして、パニック障害を起こす引き金となるものが過剰なストレスであるという説も否定できません。

パニック障害はどうやって治すの?

パニック障害は、必ず治る病気です。
薬物療法と心理療法を行います。

薬物療法

パニック障害はパニック発作がたびたび起こることや、パニック発作が起きることに不安感や恐怖感を持つことにより進行してしまいます。

そのため、薬によってパニック発作を抑えます。
また、不安感やうつ症状を減らすために抗不安薬や抗うつ剤を使用します。

心理療法

専門の医師のカウンセリングを行います。
特に、認知行動療法が主流となっているようです。

認知行動療法とは、パニック発作が起きると、「死ぬかもしれない」などという不安のために、症状を進行させてしまいます。

パニック障害について理解を深めることで、自分を見失うような不安感を抱くことがないように、気持ちをコントロールできるようにしていきます。

病院選び

パニック障害という病気は、まだ歴史の浅い病気です。

昔はパニック障害の診断を行える医師が少なかったのですが、近年はパニック障害の診断・治療を行える医師が増えてきました。

しかし、まだ他の不安障害の病気と誤診されたり、適切な治療を受けられない人がいることも事実です。
精神科や精神内科ならどこでも大丈夫とは言えません。

パニック障害に精通している医師がいるかどうか下調べしてから受診しましょう。

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