神経性胃炎

神経性胃炎は検査をしても異常がない!?

神経性胃炎は胃の痛み・胸やけ・胃のもたれ・吐き気・食欲不振などがあります。
これは胃炎と同じ症状なのです。
神経性胃炎と胃炎は何が違うのでしょうか。

胃炎とは胃の粘膜に炎症を起こして痛みや不調が出てきます。
しかし、神経性胃炎は、胃炎と同様な症状ですが、バリウムや内視鏡などの検査をしても異常が見つかりません。

なぜ、胃に異常がないのに、胃の粘膜に異常のある胃炎と同じ症状が出てしまうのでしょう。
それは、ストレスによって胃の働きが悪くなるために、胃の痛みや不快感、食欲不振を起こしてしまうと考えられています。

これにも、ストレスによって大きな影響を受けやすい自律神経が大きく関与しています。
食べ物を消化するために、胃はぜんどう運動を行っていますが、この働きをコントロールしているのが自律神経なのです。

つまり、ストレスが過剰に(または長期的に)かかることによって、自律神経が乱れて胃のぜんどう運動が通常通りできなくなり、食べ物をうまく消化できなくなってしまうのです。

神経性胃炎は治療できるの?

胃に現れた胃の痛みや胃もたれ、胸やけを改善するために、消化剤や制酸剤、健胃剤などの薬の服用をしますが、原因であるストレスなどの精神面の問題を解決し、自律神経を整えなければ症状は良くなりません。

ストレスを解消すること、ストレスの原因を少しでも取り除くこと、生活習慣や食生活を見直すことが大切です。

精神安定剤を処方されることもあります。

病院は何科を受診すればいいの?

病院で検査を受けて異常がなく、神経性胃炎と診断された場合は、心療内科やメンタルクリニックを紹介してもらうと良いでしょう。

ストレスを感じているという意識があるからと言って、必ず神経性胃炎だと判断してはいけません。
もしかしたら、大きな病気が隠れているかもしれません。

神経性胃炎だと決めつけて、病院を受診していない場合は、早めに病院を受診して、胃に異常がないか検査してもらうことをおすすめします。

間違いやすい神経性胃炎と似た怖い病気

胆石やすい炎が神経性胃炎と似た症状が現れます。
また、先に紹介した胃炎も同様な症状です。

胃痛=ストレスと感じてしまいがちですが、ストレスだと思って放っておいてはいけません。

神経性胃炎になりやすいタイプ

遅くまで仕事をする日が多くある人、熱中する趣味がない人、生活が不規則な人、寝不足のことが多い人、食べすぎることや飲みすぎることが多い人、消化の良いものをあまり食べない人などが神経性胃炎になりやすいとされています。

神経性胃炎の原因であるストレスを溜めない生活をすることが大切です。
また、不規則な生活や疲労もストレスとなって自律神経のバランスを乱します。

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