内分泌疾患

ストレスによってもたらされる下垂体の病気

下垂体とは視床下部からの指令を受けて、他の内分泌腺の働きをコントロールしている重要な役割を果たし、前葉と後葉に分かれています。

また、成長ホルモンや甲状腺刺激ホルモン、卵胞刺激ホルモンなどのホルモンを分泌しています。

下垂体機能低下症

脳下垂体に腫瘍ができるために、脳下垂体が正常に機能することができなくなると、ホルモンの分泌が減ってきます。

下垂体で分泌されるホルモンは6種類あり、全身に作用しているので、下垂体機能低下症では、全身のあらゆるところに症状が出てきます。

ストレスによってもたらされる甲状腺の病気

甲状腺ホルモンとは新陳代謝を高めるホルモンです。
また、成長・発達を促すホルモンなので新生児には欠かせません。

そのため、生後5日以内に足の裏から採血を行って、甲状腺ホルモン分泌に異常がないか調べます。
甲状腺ホルモンは生命活動を維持するためにとても大切な役割を果たしています。

バセドウ病

バセドウ病は発症した芸能人もいて、テレビで紹介されていることも多く、名前だけは知っているという人も多いのではないでしょうか。

バセドウ病が発症する原因はまだわかっていません。
しかし、過剰なストレスが原因と考えられています。
ストレスなどによって、新陳代謝を高める甲状腺ホルモンが異常に高くなることで心と体に異常を生じます。

体に現れる症状に、疲れやすい・息切れ・下痢・汗を異常にかく・手のふるえ・不整脈・動悸・目が突出する・物が2重に見えるなどがあり、心に現れる症状に、感情的になる・イライラする・集中力が低下する・落ち着きがなくなるなどがあります。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌が減少することで体のあちこちに症状が出るものです。
ストレスが発症の引き金となったり、症状を悪化させるとされています。

甲状腺機能低下症は、「橋本病」とも呼ばれ、甲状腺を攻撃してしまう抗甲状腺抗体ができてしまう事で甲状腺ホルモンが減少してしまいます。
そのため、甲状腺の体のエネルギー利用を促す働きが低下して、皮膚の乾燥・発汗が減少する・無力感になる・低体温になるなどの症状が出てきます。

体のあちこちの活動が低下するため、不整脈や動脈硬化などの症状が現れることもあります。

ストレスによってもたらされるすい臓の病気

すい臓はインシュリンを出して、血糖を調節する内分泌の機能を持ちます。

すい臓も自律神経の働きによって動いているため、ストレスの影響を大きく受けます。

慢性膵炎

アルコールによって引き起こされる場合が多い慢性膵炎ですが、原因不明の場合もあり、ストレスによって引き起こされることもあるとされています。
すい臓に繰返し炎症が起きることによって、すい臓が固くなり萎縮していく病気です。

慢性膵炎は初期症状として腹痛がありますが、悪化すると腹痛の症状は軽減していきます。

すい臓の機能が低下するので、消化・吸収に障害が出たり、インスリンの分泌が低下してしまいます。
インスリンが低下すると、糖尿病も引き起こしてしまいます。

主にアルコールの過剰飲酒等で引き起こされる病気です。
ストレス発散にお酒を多量に飲む習慣のある人は特に注意しなければならない病気です。

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