ストレス対策の食事療法

ストレスを溜めないために取っておきたい栄養素

健康を気遣って「体に良い食事」「栄養のある食事」を心がけたりしますが、栄養素は働きや効果がそれぞれ違います。
そのため、目的に合った栄養を補給する必要があります。

このページでは、ストレスを和らげる効果のある栄養素を紹介していきます。

ビタミン

ストレスがかかるとビタミンを消費してしまいます。
しっかり補給してあげないと、心と体に悪影響を及ぼします。

しかし、ビタミンには現在確認されているものだけでも25種類あり、ストレス対策のためにぜひ取っておきたいのはビタミンC・ビタミンB1・ビタミンA・ビタミンEの4つです。

ビタミンC

ストレスによって最も消費されてしまうのがビタミンCです。

ビタミンCには抵抗力を上げる効果や、肌を美しく保つ効果、風邪を予防する効果などがあり、ストレスによって消費されたビタミンを補給しないと、肌が悪くなったり風邪をひきやすくなったり、ウイルスや細菌への抵抗力が低下してしまいます。

ほうれん草やブロッコリー、小松菜などの緑黄色野菜やイチゴやキウイ、レモンなどのフルーツにビタミンCは豊富に含まれています。

ビタミンB1

ビタミンB1には心を落ち着かせる作用や、疲労を回復させる作用、代謝を良くする作用などがあります。
ビタミンB1が不足すると、代謝が悪くなって慢性疲労の原因ともなります。
また、疲れやすい体となり、イライラが続く症状も引き起こします。

ビタミンB1は玄米や納豆、豆腐、豚肉、にんにく、たまごなどに豊富に含まれています。

ストレスが溜まってイライラを感じたときにはビタミンB1を多く含まれている食材を摂取するようにしましょう。

ビタミンA

抗酸化作用があり、粘膜を正常に保つ作用があります。
また、成長を促進する作用もあります。

風邪の流行る時期には、粘膜を正常に保つ必要がるので風邪予防にも役立つ栄養素です。
がん予防の働きもあり、ビタミンAを多く摂取している人は、がんの発生率が低いという報告もあります。

ビタミンAはたまごや牛乳、うなぎ、緑黄色野菜、レバー(鳥)に多く含まれています。

ビタミンE

ビタミンEには細胞の老化防止の作用や、血行を促進する作用があります。
ストレスによってビタミンEが消費されると、老化現象が進む、動脈硬化が進む、血行不良などの症状が現れます。

ビタミンEは吸収率が低いので、吸収を良くする油脂とあわせて摂取すると吸収率を高めます。
(サラダ油やオリーブオイル、乳脂肪など)

ビタミンEが豊富に含まれている食材にピーナッツなどのナッツ類、うなぎ、玄米、かぼちゃ、アボカドなどがあります。

カルシウム

カルシウムには心を落ち着かせる効果があります。
イライラしてしまいそうなときにはぜひ摂取してほしい栄養素です。
また、カルシウムには骨や歯を作る栄養素であり、神経伝達を行う組織の働きをスムーズにします。

カルシウムの作用を効率よく働かせるために、マグネシウムと組み合わせて摂取すると良いです。
マグネシウムはわかめやひじき、あさり、玄米などに多く含まれています。

カルシウムは牛乳・チーズ・しらす干し・木綿豆腐・きな粉などに多く含まれています。

たんぱく質

たんぱく質は筋肉や臓器を作っている成分です。
ホルモンや酵素の原料にもなります。
そして、ビタミンを効率よく吸収する作用や、抵抗力を高める作用もあります。

たんぱく質が不足すると、血管が細くなったり、免疫力が低下してしまいます。
ストレスによって消費されるビタミン吸収の効率も悪くしてしまいます。

たんぱく質が豊富に含まれている食材にマグロ、かつお、鮭、牛肉、鶏肉、豚肉、牛乳、納豆などがあります。

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